数について
仏教とは全然関係ないのだが、
今日は数というものについての所感。
数、とはそもそも何か?
検討した結果、これは一つの情報伝達手段である。
現代では主に10進数というルールに基づき、
量・大きさ・程度の強弱などを数値という概念化した表現方法によって置換し、表す。
これは言語というものが対象を区分したり、指定したりする為に音声や記号を使用して概念化し扱えるようにしたことで情報伝達を可能にしたのと構造としては同じだろう。
数というものはそれを力の強さや量などのスケール感を表すのに使うための発明だろう。共通のルールに基づいて現象を数という概念表現で表せば比較が可能になる。
比較によって規模や程度の強弱を人から人に伝えることが出来るようになる。
便利な発明をしたもんだ、と思う。
数学というのはその数という概念の上手な使い方の研究発展の歴史なのだろう、と思える。
簡単だが、以上で終わる。